意外と覚えていない童謡
ヤー!
まさじまやで
最近毎週のように映画館に行っております
これまでお金が無くてなかなか映画を見に行くことの敷居が高かったのですが、
すこーーーーしだけお金が使えるようになりまして楽しませてもらってます
最近は昔の映画をリマスターして放映してまして、
この前はマイフェアレディを観ましてね
これまでミュージカルは食わず嫌いだったのですが、見てみるとこれがまた面白い
教授が良いキャラしてるんすよね
教授とは話が合いそうです
そんで、いつの映画なのか気になって調べてみたら64年ですって
うちの母親が65年製のジャパンヴィンテージですので、
1個年上なんですね
58歳の映画ということですね
長い間残り続けているということは、
やはり多くの人に愛され、親しまれた結果なのだと思います
長い間愛され、親しまれているものは映画だけでなく、
音楽にも当然ある訳です
その中に童謡がありますね
幼稚園とか小学校でやりますよねぇ
いろんなの歌わされました
子供時代のワイは相当恥ずかしがりで
人前で歌うのが恥ずかしくて恥ずかしくて
音楽の時間などは口パクで乗り切ってました
「北風小僧の寒太郎」の時なんてもう歌いたくなくて仕方なかった
北風〜小僧の寒太郎〜 \カンタロ~!!/
の \カンタロ~!!/ はなんなん?
児童を馬鹿にするのも大概にしろ
この人権意識後進国!!!!
差別国家!!!!
犬たちの社会進出を!!!!
SDGsをSDOGsにしてSuper-Dogs(超越した犬たち)にしろ!!!!!
犬にも参政権を与えて参政犬にしろ!!!!
ワンワン!!!! ( (犬の必死の主張) )
4!!4!!! ( (4!と鳴く犬) )
クゥーン… ( (マムシに噛まれた柴犬ラッキー) )
違うww違う犬やこれwww ( (マムシに噛まれた柴犬ラッキーの飼い主) )
そして僕にも人権を!!!!!!!
…まあ、その十数年後にライブハウスで料理しながら歌うようになります
先生、僕は恥ずかしがり屋を卒業しました
はい、以上今回の記事の1番の盛り上がりでした
みんなちゃんと歌ってました?
偉いねぇ
おじさんはねぇ、恥ずかしかったのよ
しかしまあいくら歌ってたと言っても結構忘れちゃってるんすよね
一番だけ覚えてるんけど…的な
「赤とんぼ」って童謡あったじゃないですか
三木露風の死没から50年以上経ち、現在著作権保護の対象から外れたようですので、歌詞を載せてみましょう
夕焼小焼の 赤蜻蛉
負われて見たのはいつの日か
山の畑の桑の実を
小籠に摘んだは 幻か
十五で姐やは 嫁に行きお里の便りも 絶え果てた
夕焼小焼の 赤蜻蛉止まっているよ 竿の先
これまた素晴らしい詩ですな…
日本語の美しさが詩の情景を浮かばせますね
なんとなく3番まであると思ってたら4番まででしたね
なんか姐やが出てきたのは覚えてるんけど…って感じで
あれー!?竿の先に止まってたっけ!?って感じで
そうそう、で、その「姐や」って実の姉の事じゃないのは皆さん知ってますよね?
女中さんなんですよね、姐や
作詞の三木露風は幼い時に両親が離婚されており、母親とは生き別れ、女中さんの姐やにお世話をされながら祖父の元で暮らしたということで
素直に幼少期を振り返る際にお世話になった姐やとの別れを追憶したのでしょうね
もちろん知ってましたよね皆さん?
「追われて」じゃなくて「負われて」ですからね!?おんぶですよ!?
知ってましたね??みんな???
もちろん僕は調べましたがね
知らないも何も子供が女中なんて分かるかっつうね
また、お里の便りについては解釈の余地があるようで
姐やが嫁に行ってからは彼女からの便りが無くなった
というシンプルな解釈
また、
女中はそもそも母親の実家近くの娘であり、彼女から生き別れた母親についての話を聞くことが出来ていたが、嫁に行ったことによりその便りさえ聞けなくなった
という解釈
様々な解釈が可能なようです
面白いもんです
もはやDNAに刻み込まれてるのではないかというレベルのこの曲はこんなにも奥深かったのか
この歳になって改めて童謡を聴いてみるのもいいものですね
ってな訳で「赤とんぼ」を弾き語ってみましたよォ
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
これ!動画!!
童謡は簡単なコードを使うものが多いのですが、問題なのはコード進行でした
メロに合わせてコードが作られているせいか、ただコードを追うだけではコードチェンジが多すぎて違和感が出ちゃいました
なのでコードを分解しまして…あえてルートを踏まない部分を付けたりとか…メロとハモらせてみたりとか…開放弦で浮遊&哀愁を出したりとか…
なんでギターは思った以上に複雑になってます
現代アレンジが目標だったのでソロ的な間奏も追加してみました
あとボーカルはマジでいつブレスすればいいんか分からんから気合いでやりましたし、軽くシンコペーションさせてますね
あと個人的に哀愁、追憶といえばbloodthirsty butchersが浮かんでしまいますので、あえてアコギではなくストラトで、ショートディレイ&リバーブギターですね
まさじまらしい「赤とんぼ」ができたかと思います
初夏ですね、夕日も綺麗ですので
詩の味わいを噛み締めながら是非是非聞いていただければ
今後童謡のカバーをちょこちょこやるかもです
よろしくお願いします
以上