まさじまのブログ

色々なこと

守りかた

 

ショッキングなニュースが続きます。

 

 

著名人は友達の友達よりも、近しく感じてしまう存在です。

 

 

そこまで意識していなかった方でも、いざ不幸なニュースが入ると、思っていたよりも大きく、広く

 

ポッカリとなにか穴の様なものが心に空いてしまうことも多々あります。

 

 

そういった際、媒体は人に対して必要以上の情報を与えてしまいます。

 

また最近では、SNSの発達・普及により、(これは先の著名人を近しく感じてしまうことの原因の1つにも考えられますが)

 

人々が受け取る情報も新鮮かつ鮮明なものが増え、手に入れることが簡単になりました。

 

 

カメラマンは現場にいた方。

白黒から、カラーで動画に。

検索するだけで欲しい情報群が表示されます。

 

悲惨な情報がより悲惨に伝わります。

 

 

悲惨な情報を受け取りすぎることは、特に共感性の高い方にとっては、非常に強いストレスとなります。

 

そのため、ショッキングな情報が流れた際には

 

必要であればメディアとの接触を控えることが大切です。

 

この点に関しては多くの方が発信しているため、私が発信する必要も無いのですが、

 

情報過多の現代において、人々の中には不安の解消法が「情報の大量摂取」となっている方も増えているのではないかと考えております。

 

常に情報が飽和しているが、それ故に、欲しい情報が少ない状態では不安になってしまう。

 

多くの情報を得ることによってその不安を解消しようとする。

 

よりショッキングな情報を得てしまい、さらに不安感・抑うつ感を募らせてしまう。

 

情報を得ればえるほど最初に抱えていた不安感は薄まるものの、結果としてさらに落ち着きが取り戻せなくなってしまう。

 

ストレスを対処するための行動のことをコーピングと言いまして、

 

先の情報の大量摂取も最初の不安感を対処するためのコーピングの1つとなっていると考えられますが、

 

コーピングにはコストがかかる場合があります。

 

例えば捌ききれない量の仕事があり、ストレスを感じてしまっている状況があるとして、

 

徹夜を繰り返して仕事を終わらせることでストレスを取り除くことが可能ですが、「体調不良」というコストを支払わなければならない可能性があります。

 

 

情報の大量摂取におけるコストは、「情報疲れ」です。

 

 

そういったことから、メディアから距離を置いた方が良くても、コーピングを試みようとなかなか離れることが難しい方も多いのではないかと考えます。

 

 

そんな方々には「自分の守りかた」を考えて欲しいのです。

 

あなたにとって楽しいことはありますか、あれば無心で良いんです、ただ取り組んで見て欲しいです。

楽器でもアニメでも運動でもなんでも良いんです。

 

人と遊ぶでも、歌を歌ってみるでも、カフェに行くでも、親と出かけるでも

 

甘いものを買ってみるでも、釣りに行くでも、星を見てみるでも、おろしたての靴で出かけてみるでも。

 

情報を得すぎてると思ったら、自分にとって楽しいことをしてみてください。

 

 

没頭できなくても仕方ないです。異常事態における正常な反応です。

 

 

ただ、距離を置きましょ。

 

現実から逃げてくださいね。

悪いことじゃありませんから。

 

あなたが楽しむことは

とても大切な「自分の守りかた」の1つです。

 

 

また、楽しいと思えていたことが全く楽しくなくなってしまっている場合には気をつけて欲しいです。

 

もしかするとうつ病の入口にいるのかもしれません。

そういった時には心療内科に行ってみるのも大切です。

行きやすい所で大丈夫です。

カウンセリングもお待ちしております。

 

 

私はわざわざ大学院まで行って心理学を勉強しておりますが、未熟も未熟でおかしな点もあるかもしれません。そういった場合には訂正をお願いします。

ただ、最近の情勢、メディアのあり方を考えると疲れやすい人も多いだろうと感じ、このブログに書かさせてもらいます。

また、このタイミングでブログをあげるのもどうかと悩みましたが、1人でも誰かの役に立ってくれればと思い書いてみました。実は私もここ数週間で心にポッカリと穴が空いてしまった1人ですしね。

 

 

あなたの心はあなただけの物ですが、1人で管理することは難しいものです。

自分で自分の機嫌を取ることは、場合によっては自分の首を絞めることに繋がります。

 

疲れてたら人に話してみてくださいね。

 

どうかお元気で。